心の在り方 - アタラクシア

心の在り方

ひさしぶりに短歌をつくったら楽しかったです。それがとてもうれしかった。だいたいいつもくるしいので。

くるしいっちゃくるしいし今はいち日4首つくるんで限界かも。いやでも4首つくれただけでも御の字か。さんざんサボっていたからこんなもの、だとも。

創作はとても疲れるしくるしいし、できたらできたで承認欲求との戦いになるし、仕事ではないからやらなくても生きてはいかれるんですけど、ただきっと創作のない人生はとてもつまらないだろうなとおもう。想像するだけで怖いです。

「プリズム」という短いお話を以前、書きました。詩人になりたかったスナさんはそのまんまわたしなんだとおもいます。スナさんほど純粋ではないものの、根っこのところではきっとそう。そしてそうで在りたいとも願っている。スナさんはわたしの理想の、一つの「在るべき姿」なのでした。

わたしには書くことしかできないし、書くことでようやっと生きてこられたし、書かなきゃやってられない時間がこれまでにいくつも、あったし、食うこと寝ることあそぶこと、の「あそぶ」がつまりわたしの「書く」なんです。

わたしの寂しみはわたしだけのもので、誰とも共有できないししたくないけれど、だから書いて、寂しみにことばをまとわせて発することでじぶんを癒してこれからも生きていくんだろうな。

どうせいつかは死ぬから、せめてそれまでに、じぶんがすきと思えるものをたくさんたくさん書いてあそびたいな。

汀にておまえを待った(待っていた)本音を波のあわいに隠す

24,0815(初出:しずかなインターネット)

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